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2019年02月02日

「宿命に生き宿命に挑む」 橋本五郎著 藤原書店 2600円(税別)



  久しく読書慾がなくなって、雑誌を拾い読みする程度だったが、定期的に高崎駅の中にある書店に行くようになって、この本を手にするようになった。今までも作家の本を読んで来たが、新聞記者出身のものが良いという感覚を持っている。直木賞作家から国民的作家になった司馬遼太郎は産経新聞の学芸部の記者だった。歴史小説もだいぶ読んだが、紀行文が面白かった。そのせいか、二番煎じのような紀行文を少冊子にして友人知己に読んでもらった。
  昔、「天声人語」を読んで、新聞記者の知識と見識に驚いたことがある。我が家は毎日新聞だから「余録」だが、最初に読むようにしている。政治記者のコラムも面白い。故人にのなった、岩見隆夫の「近聞遠見」も時の政治家の取材からの人物評が面白かった。高邁な思想より政治家の人柄を巧みに調べてスケッチしている。御用学者でないところも良い。
  橋本五郎は、読売新聞の記者だった。コメンテーターとしてテレビにも出演している。柔和な人柄から、核心をついた発言に、感心することが多い。著書もあるだろうと思ったが、調べて見る気持ちがわかなかった。本屋で、まえがきを読み、索引を見て購読することにした。その中で、ジャーナリストとの3要件あげている。「健全な相対主義」・「適度な懐疑心」・「鳥の目と虫の目」である。まだ、半分も読んでいないが期待どおりの本である。


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「宿命に生き宿命に挑む」 橋本五郎著 藤原書店 2600円(税別)
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