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2019年02月19日

俳句自選(外国で創った俳句)

俳句は、五七五の文字を基本にして、季節感表す季語をいれて、日本の自然の豊かさ、日本人が長い間に築いた文化を詠むものだと思っている。そうであるから、俳句に親しんだ同士に作者の意図、心が通じるのだと思う。友人が作る俳句など尚更わかりやすい。心の働きの中で情は大切で、喜怒哀楽を抑制すればするほど伝わりやすい。
 海外に出ても俳句は作れるもので
     韓寺に悲話あり秋の雨しとど
 韓国の仏国寺を訪問した時の句。豊臣秀吉の朝鮮出兵は、今も語り続けられている。ガイドさんに悲話を聞いたのだが、涙雨のように秋雨を感じたのである。次の句は、中国の西安を訪ねた時の句である。季節はこちらも秋だった。
     始皇陵平原けむり秋の風
小高い始皇陵の頂上まで登り平原を見たのである。はるか昔のことのように視界は悪いが、秋風が吹いていた。


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Posted by okina-ogi at 17:51│Comments(0)日常・雑感
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