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2019年03月27日

俳句自選(関門海峡)

本州と九州は、関門海峡で隔てられている。大橋がかけられでいて車も渡られる。
関門海峡トンネルで列車でも渡れる。新幹線然りである。
関門海峡は、かなりの深さがあるのか大型船舶の往来もしきりである。そのため、自動車道の大橋は高い。宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘したという巌流島もあるが、船舶による物流にとって大事な場所である。
 歴史を遡れば、平家が滅亡した場所、壇ノ浦がある、その目の前のように近く、安徳天皇が御入水され、その御霊を祀っているのが赤間神宮である。水天門が白く朱く美しい、この神宮に長く奉職していた友人の訃報があった。次2句は、この地で作ったもので、故人を偲び冥福を祈りたい。
      無月なれど満珠干珠の島の影
      彼岸かと見えて赤間の春霞


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Posted by okina-ogi at 17:14│Comments(0)日常・雑感
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