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2019年09月18日

(近代の秀句)水原秋桜子より(柿紅葉)

          柿紅葉 地に敷き天に柿赤し     松本たかし
 (近代の秀句)水原秋桜子より(柿紅葉)
 
   柿の葉は固く艶があり秋が深まると徐々に紅葉していく。
実が熟していくと、枝から落下して足元を落ち葉として埋めていく。
枝に紅葉した葉が残っている間に柿は収穫されるが、家の庭の柿などは裸木になっても実が残っていることが多い。
その実は、鳥たちの餌になる。
あえてそうしている場合は「木守柿」という。
作者は、柿の木に近づき地面に落ちた柿の葉を見て、青空を見上げ柿の実の赤を印象的に見ているのである。
柿紅葉も数枚枝についている。


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Posted by okina-ogi at 09:59│Comments(0)書評
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