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2019年09月23日

近代の秀句」水原秋櫻子より(鳴子)

近代の秀句」水原秋櫻子より(鳴子)
  
  稲作農家にとって雀は害鳥である。
実った稲の実を食べてしまうからである。
カスミ網で捕まえるのは大掛かりで、逆に生態系に影響があるからできない。
雀を稲田から遠ざけるしかない。紅白のテープを張って裏表が風に吹かれ雀が驚くしかけを見たことがある。
定期的に、爆音を立てる方法もある。
古くから、雀を驚かすのは案山子だが、雀も賢くなって人間ではないと学習するのか、そういう風景を見ない。
これも古くから行われているのが鳴子であるが、この方法も今は見ない。
稲作地帯である、新潟や秋田に行けばみられるのだろうか。
     
 稲穂波鳴子進むが如くなり

風が吹いてたわわに実った稲穂が波を打っている。
鳴子もが音立てている。
鳴子が稲穂の波に乗って進んで見えるようである。


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Posted by okina-ogi at 10:08│Comments(0)書評
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