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2019年09月30日

(近代の秀句)水原秋櫻子より(稲刈り

(近代の秀句)水原秋櫻子より(稲刈り

稲刈りは機械化されて、手早く刈り取り、籾にするコンバインは、効率的である。
それは乾燥機にかけられる。
小型の手動の刈り取り機は、稲を束ねてくれる。
そして束ねられた稲は田で天日干しにして乾燥される。
それを稲架といって、東北で見たものは、人が何人も立っているよう見えた。
稲架は、ハザと読み、地方によってはハンデよ読んでいる。
昔は稲刈りを人力でしたために腰を曲げながらの重労働になった。
一家総出の一大行事である。
乾燥した稲の脱穀も大変である。

  稲刈のたけなわにして野は静か       軽部鳥頭子

稲を刈る田は多く、稲を刈る人も多い。
皆黙々として刈って居るので静かである。
作者は、小高い丘から見ているのである


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Posted by okina-ogi at 09:49│Comments(0)書評
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