2019年10月21日
「子規句集」より(春の波)
宮嶋や春の夕波うねり来る
春の宮島である。
海に浮かぶように、社が建てられている。
2度訪ねているが、神殿に浸水しないかと感じた。
大きな門は、海底に基礎を作って建っているのではないという。
そう言われても信じられない。
子規も夕波がううねり来るのを自分が海水につかるのではないかと不安を持って見ていた。
宮島には鹿もいた。拙句だが
春鹿の唯一点を見る眼(まなこ)
Posted by okina-ogi at 11:35│Comments(0)
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