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2019年10月22日

「子規句集」より(畑打つ)

      山一つこえて畑打つ翁かな
      子を負うて1人畑打つやもめ哉

畑打つは、春の土起こし。種蒔きの準備である。
子規が旅して歩く中の風景に目にとまったのは、翁でありやもめである。
生きていくための農民の姿に惹かれるものがある。
打つ田には、村上鬼城の名句がある。
      生き変わり死に変りて打つ田かな


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Posted by okina-ogi at 09:29│Comments(0)書評
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