☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2020年04月12日

「漱石句集」より(暮れの秋)

               手向くべき線香もなくて暮れの秋

留学中、正岡子規が亡くなったことを手紙で知った。
子規の葬儀にはもちろん参列できない。
手向ける線香もない暮れの秋。


同じカテゴリー(書評)の記事画像
伊藤園に選ばれた俳句より花吹雪)
伊藤園に選ばれた俳句より(蝉時雨)
伊藤園に選ばれた俳句より(夏の声)
伊藤園に選ばれた俳句より(雪の山)
伊藤園に選ばれた俳句より(さくら)
伊藤園に選ばれた俳句より(田植え)
同じカテゴリー(書評)の記事
 伊藤園に選ばれた俳句より花吹雪) (2024-03-17 13:57)
 伊藤園に選ばれた俳句より(桜前線) (2024-02-25 17:22)
 伊藤園に選ばれた俳句より(蝉時雨) (2024-02-24 11:47)
 伊藤園に選ばれた俳句より(夏の声) (2024-02-23 11:24)
 伊藤園に選ばれた俳句より(蚊) (2024-02-21 09:40)
 伊藤園に選ばれた俳句より(尺取り虫) (2024-02-20 09:48)

Posted by okina-ogi at 18:57│Comments(2)書評
この記事へのコメント
手向くべき線香もなくて暮れの秋
なぜ字余りの「て」があるのだろう?「暮れの秋」っていつだろう?
手向くべき線香もなく暮れる秋
これだとスッと入ってくる感じがするのだけれど、意が違うのかなあ?伝わらないのかなあ?
門外漢の私には??がいっぱいの句ですが、込めたい気持ちが伝わる一句でした。
Posted by えい at 2020年04月13日 09:26
コメントありがとうございます。私誤って「暮れの秋」としましたが「漱石句集」では「暮の秋」になっています。意味はおなじですね。深まり、冬に近づいた秋ということです。字余りは漱石先生に聞いてみないとわかりません。
普通、中八の字余りは良くないとされています。
Posted by okina-ogiokina-ogi at 2020年04月14日 12:38
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「漱石句集」より(暮れの秋)
    コメント(2)