2020年09月12日
『高浜虚子句集』より(藪入り)
薮入の田舎の月の明るさよ
昭和10年の句である。
今はないと思うが奉公に入った子が正月や盆に返ってくる日を薮入と言った。
嫁いだ女性が子供と一緒に帰ることも同じ意味で使われた。
月がいつになく明るい。街の灯のない田舎であることもある。
昭和10年の句である。
今はないと思うが奉公に入った子が正月や盆に返ってくる日を薮入と言った。
嫁いだ女性が子供と一緒に帰ることも同じ意味で使われた。
月がいつになく明るい。街の灯のない田舎であることもある。
Posted by okina-ogi at 13:54│Comments(0)
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