2024年02月20日
伊藤園に選ばれた俳句より(尺取り虫)
スマホ地図尺取り虫の這いにけり
すっかり旅のともに書籍の地図は不要になった。
カーナビやスマホで地図をみることができる。
この句は、スマホで地図を見るとき、親指と人差し指でつまんだり広げたりすると拡大縮小ができる。
その操作から尺取虫を連想させたのである。
すっかり旅のともに書籍の地図は不要になった。
カーナビやスマホで地図をみることができる。
この句は、スマホで地図を見るとき、親指と人差し指でつまんだり広げたりすると拡大縮小ができる。
その操作から尺取虫を連想させたのである。
2024年02月19日
伊藤園に選ばれた俳句より(夏帽子)
巫女着替え我に戻りて夏帽子
巫女は一心に祈り、勤めを終えた。
それが終わると普段の自分に戻り日差しの中を夏帽子被って出てきた。
その心と纏う衣服の違いが目に惹かれた。
巫女は一心に祈り、勤めを終えた。
それが終わると普段の自分に戻り日差しの中を夏帽子被って出てきた。
その心と纏う衣服の違いが目に惹かれた。
2024年02月18日
伊藤園に選ばれた俳句より(無季)
思い出は裏表紙にも描けるんだ
思い出を書きつづったノートも最後のページになった。
まだまだ書き足りないと思い、そのノートの裏表紙にも描けるんだと考えた。
思い出も良い事ばかりではない。
苦い思い出は裏表紙で良いのでははないかと考えた。
思い出を書きつづったノートも最後のページになった。
まだまだ書き足りないと思い、そのノートの裏表紙にも描けるんだと考えた。
思い出も良い事ばかりではない。
苦い思い出は裏表紙で良いのでははないかと考えた。
2024年02月03日
2024年02月02日
2024年02月01日
2024年01月31日
2024年01月30日
伊藤園に選ばれた俳句より(田植え)
ふるさとが倍に広がる田植え前
田植前には田は水を引き込み,まるで池のようになる。
その風景が、それぞれの水田がつながっているよう見える。
自分の故郷の土地が広がったように感じる。
田植前には田は水を引き込み,まるで池のようになる。
その風景が、それぞれの水田がつながっているよう見える。
自分の故郷の土地が広がったように感じる。
2024年01月29日
伊藤園に選ばれた俳句より(無季)
地球儀は手のひらサイズの長方形
地球儀は丸い球体で、それを机の上などに置き世界の国々を見るのが普通だと思っている。
その地球儀が長方形であるというから首をかしげてしまう。
作者は、スマホでマップを操作している。
確かに手のひらサイズの長方形だ。
地球儀は丸い球体で、それを机の上などに置き世界の国々を見るのが普通だと思っている。
その地球儀が長方形であるというから首をかしげてしまう。
作者は、スマホでマップを操作している。
確かに手のひらサイズの長方形だ。
2024年01月28日
2024年01月27日
2024年01月26日
2024年01月25日
伊藤園に選ばれた俳句より(クローバー)
すべり台下にみつけたクローバー
公園の滑り台か、滑って見るとクローバーがあるのに気づいた。
あまり使われていない滑り台なので踏みつぶされなかったのか、踏むのを避けて降りた。
小さな命である。
公園の滑り台か、滑って見るとクローバーがあるのに気づいた。
あまり使われていない滑り台なので踏みつぶされなかったのか、踏むのを避けて降りた。
小さな命である。
2024年01月24日
伊藤園に選ばれた俳句より(春の朝)
じてん車に子ねこがパンチ春の朝
春の朝仔猫が自転車に近づく。
自転車は止めてあるので後輪が動く。
廻るのが面白いのか、何度もスポークに手をかける。
これも猫パンチである。
春の朝仔猫が自転車に近づく。
自転車は止めてあるので後輪が動く。
廻るのが面白いのか、何度もスポークに手をかける。
これも猫パンチである。
2024年01月23日
伊藤園に選ばれた俳句より(炎天)
炎天のスケボーと街こすれ合う
スケボーの競技があるが、コンクリートのような硬い面で滑る。
街でも車の多く通る道路でスケボーを走らせるのは違反行為になる。
ましてや炎天下である。
日差しの少ない脇道をすべる人がいた。
そのこすれ合う音がする。
スケボーの競技があるが、コンクリートのような硬い面で滑る。
街でも車の多く通る道路でスケボーを走らせるのは違反行為になる。
ましてや炎天下である。
日差しの少ない脇道をすべる人がいた。
そのこすれ合う音がする。
2024年01月22日
伊藤園に選ばれた俳句より(花吹雪)
乗り換えをあやまつ駅の花吹雪
田舎の駅だろうか。
駅員がいないこともある。
櫻が駅に植わっていて、花吹雪になって散っている。
それに圧倒されたか、乗り換えを誤ってしまった。
田舎の駅だろうか。
駅員がいないこともある。
櫻が駅に植わっていて、花吹雪になって散っている。
それに圧倒されたか、乗り換えを誤ってしまった。
2024年01月21日
伊藤園に選ばれた俳句より(葡萄)
葡萄食む地球みずみずしく在りて
自然豊かな地球。
葡萄のみずみずしさは地球から生まれたもの。
感謝の心を忘れないようにしたい。
小さな植物から大きな地球を連想したのは秀逸である。
自然豊かな地球。
葡萄のみずみずしさは地球から生まれたもの。
感謝の心を忘れないようにしたい。
小さな植物から大きな地球を連想したのは秀逸である。
2024年01月20日
伊藤園に選ばれた俳句より(バレンタイン)
バレンタイン悪い子の基準何ですか
友達からバレンタイのプレゼントをもらう子もあれば、そうでない子もいる。
女の子から見てその基準は何なのか。
悪い子の基準はいかに。
友達からバレンタイのプレゼントをもらう子もあれば、そうでない子もいる。
女の子から見てその基準は何なのか。
悪い子の基準はいかに。
2024年01月19日
伊藤園に選ばれた俳句より(初箒)
軍手にはシャボンの香り初箒
季語がよく分からない。
初箒が季語だと思うが、調べてもはっきりしない。
そうだとすると、新年になって新しく使い始めた箒のことで、よく洗った軍手で箒を握った風景のことかもしれない。
ご指摘有れば、いただきたい。
季語がよく分からない。
初箒が季語だと思うが、調べてもはっきりしない。
そうだとすると、新年になって新しく使い始めた箒のことで、よく洗った軍手で箒を握った風景のことかもしれない。
ご指摘有れば、いただきたい。