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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2021年08月04日

『芥川竜之介俳句』より(合歓の花)

                  夕月や槐にまじる合歓の花


季語の候補が三つある句も珍しい。
季語は合歓の花である。
槐(えんじゅ)は、合歓の引き立て役である。
そして夕月は、照明効果のようなものだ。
合歓の花も、夜には眠くなって葉を縮める。
  

Posted by okina-ogi at 07:53Comments(0)書評

2021年08月03日

『芥川竜之介俳句』より(白南風)

                  白南風や大河の海豚啼き渡る


スケールの大きい描写である。
梅雨の空に風が吹き、大河を海豚が啼きながら渡って行く。
一匹ではないかもしれない
  

Posted by okina-ogi at 07:12Comments(0)書評

2021年08月02日

『芥川竜之介俳句』より(葱起きる)

山畠や日の向き向きに葱起くる


葱の苗は柵を作って並べ根に土をかぶせる。
しばらくするとまっすぐに伸びる。
それは日に向かって起きる。
  

Posted by okina-ogi at 08:00Comments(0)書評

2021年08月01日

『芥川竜之介俳句』より(朝顔)

                 初秋や朝顔ひらく午さがり


朝顔は秋の季語。
それも秋を告げる花として知られる。
敢えて初秋と季重ねにしたのはなぜだろうか。
  

Posted by okina-ogi at 07:08Comments(0)書評