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2023年09月30日
『松尾芭蕉俳句集』より(花の雲)
曇りやら花の雲やら煙やら
「霞か雲か、ほのぼのと」唱歌を口ずさみたくなる。
この句も「やら」を3回つかっている。
全体の風景が見えにくくなる仕掛けである。
こうした技巧的な句は芭蕉らしくない。
「霞か雲か、ほのぼのと」唱歌を口ずさみたくなる。
この句も「やら」を3回つかっている。
全体の風景が見えにくくなる仕掛けである。
こうした技巧的な句は芭蕉らしくない。
2023年09月28日
2023年09月15日
2023年09月12日
『松尾芭蕉俳句集』より(山ざくら)
歌よみの先達多く山ざくら

現在は、ソメイヨシノの桜が多いが、古くは山桜だった。
吉野が代表的な花見の地であるが、行者が植えた人工的なものであった。
さて、古来より多くの人が桜を歌にしたが、その代表的な人物は西行である。
芭蕉は西行を愛した。

現在は、ソメイヨシノの桜が多いが、古くは山桜だった。
吉野が代表的な花見の地であるが、行者が植えた人工的なものであった。
さて、古来より多くの人が桜を歌にしたが、その代表的な人物は西行である。
芭蕉は西行を愛した。
2023年09月10日
2023年09月08日
2023年09月06日
『松尾芭蕉俳句集』より(秋の風)
物言えば唇寒し秋の風
座右之銘として
人の短をいふ事なかれ
己が長をとく事なかれ
と前書きにあって、我が人生の教訓だと言っている。
世によく知られた言葉だが、俳句だとは思わなかった。
座右之銘として
人の短をいふ事なかれ
己が長をとく事なかれ
と前書きにあって、我が人生の教訓だと言っている。
世によく知られた言葉だが、俳句だとは思わなかった。
2023年09月04日
『松尾芭蕉俳句集』より(枯野)
旅に病んで夢は枯野をかけ巡る
芭蕉の辞世の句になった。
人生は旅だったのである。
訪ね歩いた道も枯野のようである。
けれども、自分らしい人生だったと納得している。
まもなくなくなり、大津の義仲寺に埋葬された。
訪ねたことがあるが、小さな墓石である。
芭蕉の辞世の句になった。
人生は旅だったのである。
訪ね歩いた道も枯野のようである。
けれども、自分らしい人生だったと納得している。
まもなくなくなり、大津の義仲寺に埋葬された。
訪ねたことがあるが、小さな墓石である。
2023年09月02日
『松尾芭蕉俳句集』より(秋深き)
秋深き隣は何をする人ぞ

大坂の御堂筋に弟子の考えの違いの仲裁のために行き、そこで病気を発症した。
辞世の句ではないが、亡くなる数日前の句で、人間芭蕉の人生観が良く表れている。
隣に住む人は顔は見ず、何の生業で生きている人かもわからないが人懐かしさを感じている。
芥川龍之介はこの句から淋しさを感じたという。
自我の強い人だったのだろう。

大坂の御堂筋に弟子の考えの違いの仲裁のために行き、そこで病気を発症した。
辞世の句ではないが、亡くなる数日前の句で、人間芭蕉の人生観が良く表れている。
隣に住む人は顔は見ず、何の生業で生きている人かもわからないが人懐かしさを感じている。
芥川龍之介はこの句から淋しさを感じたという。
自我の強い人だったのだろう。