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2022年07月31日
2022年07月30日
『蕪村俳句集』より(みじか夜)
みじか夜の闇より出て大ゐ河
大ゐ河は、大堰川で保津川の下流の嵐山付近の川である。
角倉了以が船が通れるように工事した川である。
短夜が明けるのを待って川を眺めるのである。

大ゐ河は、大堰川で保津川の下流の嵐山付近の川である。
角倉了以が船が通れるように工事した川である。
短夜が明けるのを待って川を眺めるのである。

2022年07月29日
『蕪村俳句集』より夏木立
かしこくも茶店出しけり夏木立
茶店の後ろを見ると夏木立が植わっている。
良い場所に店を出したと納得する。
茶店は旅人が足の疲れを休める峠に作られたが、この茶店もそうだったかもしれない。

茶店の後ろを見ると夏木立が植わっている。
良い場所に店を出したと納得する。
茶店は旅人が足の疲れを休める峠に作られたが、この茶店もそうだったかもしれない。

2022年07月28日
『蕪村俳句集』より(なしの花)
長き日にましろにに咲きぬなしの花
なしの花は見事な白である。
梨の栽培をして売り出すにはその花を摘んでしまう。
もったいない限りだが、大きな実にするには間引かなければならない。
長き日も季語であるが、この句の場合梨の花のように摘まないようにする。
終日、畑で仕事をする姿を想像できるからである。

なしの花は見事な白である。
梨の栽培をして売り出すにはその花を摘んでしまう。
もったいない限りだが、大きな実にするには間引かなければならない。
長き日も季語であるが、この句の場合梨の花のように摘まないようにする。
終日、畑で仕事をする姿を想像できるからである。

2022年07月27日
『蕪村俳句集』より(春の水)

清水は飲み水にもなるきれいな水である。
その清水も春の小川に流れ入る。
春の小川も大河に流れ入り、大河は海に注ぐ。
春の川は、冬と違い水量が多い。

2022年07月26日
2022年07月25日
2022年07月24日
『蕪村俳句集』より(春雨)
春雨の中を流るる大河かな
スケールの大きい風景である。
平凡な風景と見る人もいるだろうが、春雨が情緒をかもしだしている。
大河は、淀川のことかそれは定かではない。
川の流れはゆるやかだが、春雨が小止みなく降っている。
スケールの大きい風景である。
平凡な風景と見る人もいるだろうが、春雨が情緒をかもしだしている。
大河は、淀川のことかそれは定かではない。
川の流れはゆるやかだが、春雨が小止みなく降っている。
2022年07月23日
2022年07月22日
『蕪村俳句集』より(わらび)
折もてるわらび掴れて暮遅し
早春に蕨は芽を出す。
芽が葉に開く前に根元近くを折って収穫する。
長い時間、蕨捜しに費やしたので先に折り取った蕨が折れてしまった。
日も長くなって暮れるのも遅い。

早春に蕨は芽を出す。
芽が葉に開く前に根元近くを折って収穫する。
長い時間、蕨捜しに費やしたので先に折り取った蕨が折れてしまった。
日も長くなって暮れるのも遅い。

2022年07月21日
2022年07月20日
2022年07月19日
『蕪村俳句集』より(花)
花に暮れ我住む京に帰去来
中国の詩人、陶淵明の詩からの引用で帰去来(かへりなん)を下も五句に使っている。
蕪村が住む京は、京都だが、中国の都も連想して格調高く感じられる。
蕪村も芭蕉に劣らず古典に目をとしていることがわかる。
中国の詩人、陶淵明の詩からの引用で帰去来(かへりなん)を下も五句に使っている。
蕪村が住む京は、京都だが、中国の都も連想して格調高く感じられる。
蕪村も芭蕉に劣らず古典に目をとしていることがわかる。
2022年07月18日
2022年07月17日
2022年07月16日
2022年07月02日
『蕪村俳句集』より(春のくれ)
春のくれつくしの人と別れけり
芭蕉の句に
行く春を近江の人と惜しみけり
蕪村がこの句を愛したからの句である。
つくしの人とひらがなで書いてあるが、九州の筑紫の人であろう。
芭蕉の句に
行く春を近江の人と惜しみけり
蕪村がこの句を愛したからの句である。
つくしの人とひらがなで書いてあるが、九州の筑紫の人であろう。