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2020年10月29日
『高浜虚子句集』より(柿)
よろよろと棹がのぼりて柿挟む

この句は、棹を使って柿を取った体験者にはよくわかる、
竹竿の先を割り、柿の枝が挟める程度に棒を指す。
その棹を伸ばすとき、折り取る枝を挟めなくて、作者はよろよろと表現した。

この句は、棹を使って柿を取った体験者にはよくわかる、
竹竿の先を割り、柿の枝が挟める程度に棒を指す。
その棹を伸ばすとき、折り取る枝を挟めなくて、作者はよろよろと表現した。
2020年10月27日
2020年10月26日
2020年10月25日
2020年10月24日
2020年10月23日
2020年10月22日
『高浜虚子句集』より(春眠)
春眠や靉靆として白きもの

靉靆とは雲の棚引く様。
それも白雲のような感じがある。
春眠とはそんなものだという断定がある。
虚子の俳句を鑑賞して思うのは、「如し」という季語の感じを言い切る句が多い。

靉靆とは雲の棚引く様。
それも白雲のような感じがある。
春眠とはそんなものだという断定がある。
虚子の俳句を鑑賞して思うのは、「如し」という季語の感じを言い切る句が多い。
2020年10月21日
2020年10月20日
『高浜虚子句集』より(実朝忌)
寿福寺はおきつきどころ実朝忌
鎌倉三代将軍は歌人でもあった。
非業の死を遂げた。
その墓は万寿寺にある。
大佛次郎など文人墓も多いことで知られている。
一度訪ねたことがある。
鎌倉三代将軍は歌人でもあった。
非業の死を遂げた。
その墓は万寿寺にある。
大佛次郎など文人墓も多いことで知られている。
一度訪ねたことがある。
2020年10月19日
『高浜虚子句集』より(手毬)
まろびたる娘より転がる手毬かな

娘が手毬で遊んでいた。
何かにつまずいて転んでしまった。
その手から手毬も落ちて転んだ。
「ケガはないかないか」と声をかけたかもしれない。

娘が手毬で遊んでいた。
何かにつまずいて転んでしまった。
その手から手毬も落ちて転んだ。
「ケガはないかないか」と声をかけたかもしれない。
2020年10月19日
『高浜虚子句集』より(手毬)
まろびたる娘より転がる手毬かな

娘が手毬で遊んでいた。
何かにつまずいて転んでしまった。
その手から手毬も落ちて転んだ。
「ケガはないかないか」と声をかけたかもしれない。

娘が手毬で遊んでいた。
何かにつまずいて転んでしまった。
その手から手毬も落ちて転んだ。
「ケガはないかないか」と声をかけたかもしれない。
2020年10月18日
2020年10月17日
『高浜虚子句集』より(春)
この後の一百年や国の春

昭和14年の句。
この年は、当時紀元2600年として祝われた。
そして、宮崎県に八紘一宇の塔が建てられ、現在平和の塔として残っている。
これから先、百年は国に春が来て平和であるように。
しかし、昭和16年から大戦が始まった。

昭和14年の句。
この年は、当時紀元2600年として祝われた。
そして、宮崎県に八紘一宇の塔が建てられ、現在平和の塔として残っている。
これから先、百年は国に春が来て平和であるように。
しかし、昭和16年から大戦が始まった。
2020年10月16日
2020年10月15日
2020年10月14日
2020年10月13日
2020年10月12日
2020年10月11日
『高浜虚子句集』より(夏木)
岩の上の大夏木の根八方に
岩の上にある大木は何の木であろうか。
松ではないかと思う。
岩の割れ目に根を伸ばしたくましく生きている。
「松の根は岩を抱いて生きて行く」
という歌詞は昔テレビで見た「次郎物語」の一節である。
岩の上にある大木は何の木であろうか。
松ではないかと思う。
岩の割れ目に根を伸ばしたくましく生きている。
「松の根は岩を抱いて生きて行く」
という歌詞は昔テレビで見た「次郎物語」の一節である。
2020年10月10日
『高浜虚子句集』より(浜茄子)
浜茄子の丘を後にして旅つづく

今回のみちのくへの旅は大旅行だった。
仙台で句会があり、青森に行き、瀬波温泉にも行った。
海岸沿いには浜茄子が咲いていた。
浜茄子や今も沖には未来あり
中村草田男の句もある。

今回のみちのくへの旅は大旅行だった。
仙台で句会があり、青森に行き、瀬波温泉にも行った。
海岸沿いには浜茄子が咲いていた。
浜茄子や今も沖には未来あり
中村草田男の句もある。