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2018年01月26日

晴耕雨読の家計事情


定年退職をして、庭先の畑にこじんまりした、家庭菜園を作り、四季様々な野菜や、少し面積があれば、果樹も収穫し、雨が降る日には、庭を眺めながら読書を楽しむというのが、晴耕雨読のイメージである。家計は、退職金や、年金であることは、いうまでもない。
ところが、日本は、農業の高齢化が進み、後継者の不足も目立ち、自営できる程の農地でなく、兼業でサラリーマンをしながら親の後を受け継いできた人がいる。会社を辞めれば立派に農民である。事業所得として、所得も生ずる。何となく、こういう人は、読書家だったとしても、晴耕雨読の気分はない。
  

Posted by okina-ogi at 16:47Comments(0)日常・雑感

2018年01月23日

晴耕雨読



この四字熟語の由来を調べてみた。先ずは、辞書である。「晴れた日は、田畑を耕し、雨の日は、家にこもり読書をする。悠々自適な生活をすること。」だいたいこんな説明である。肉体的にも、精神的にも理想的な生活に思える。古事によると、三国志で有名な諸葛孔明がこんな生活をしていたらしい。軍師として活躍する前の話である。他に、どんな人物が晴耕雨読の日々を送ったのだろうか。陶淵明が知られているらしい。最近では、細川元首相が世に紹介されている。私も、輪郭は、晴耕雨読で行きたいが、その中身は未知である。宮仕えを終えるのは近い。前から準備してきたつもりが、間近に迫って不安になってきたが、複数の友人、知己から励ましの言葉を頂いた。その中でも、晴耕雨読の羨ましい生活というのが大半だが、「そうなさい」というのがすっきりしている。
歸去來兮       歸去來兮(かへりなん いざ)
 田園將蕪胡不歸  田園 將に蕪れなんとす 胡(なん)ぞ歸らざる

  

Posted by okina-ogi at 12:43Comments(0)日常・雑感

2018年01月09日

高齢者青春18切符活用(2)

 1月8日は成人式の日。この日までに、青春18きっぷの未使用分が3人分というか、3日分と言うか残っている。今回は、友人を誘うことにした。条件がある。ワイン好きだということである。一人は確実に了解がもらえると確信して連絡したところ、了解が取れた。行き先は、山梨勝沼。日本のワイン産地である。高崎から、湘南ラインで新宿へ。中央線で甲府盆地へ。乗り換えもあるが、渓谷の景観がすばらしい。やがて渓谷を抜け、勝沼ぶどう駅へ。向かいの丘にワイナリーがある。徒歩で行く。展望のよいレストランで食事。ワインも楽しめた。友人も喜んでくれた。半ダースほどワインを買い入れ、来客が着たら家で振舞うことにした。結局1日分切符が残ったが心残りはない使い方と納得している。  

Posted by okina-ogi at 11:24Comments(0)日常・雑感

2018年01月04日

アレキサンダーの征服領地の広さの秘密

20歳から、父親の暗殺と言う悲劇から、マケドニアの王位につき、10数年でインドの一部領域、エジプトを含め、ローマ帝国も為しえなかった東方の征服ができたのは、奇跡と言って良いのだが、統率した精鋭部隊の実力と、アレキサンダーのリーダーシップ。いわゆる、日本式に言えば「我は諸子の先頭にあり」という戦い方。そのために、何度も傷ついて命拾いをする。そのアレキサンダーを守る親衛隊が優秀だった。ペルシャの大軍に何度も勝てたのは、ペルシャ王が今川義元のような御仁と言ったら言い過ぎかもしれないが、決断の無さと、勇気の無さに助けられる。そして、ペルシャの内政をまかされた地方官をそのままとりこんだこと。但し、税収や軍事は任せなかった。それと、もっとも賢明だったのは宗教に寛容だったことであった。本国の政治を負かされた、父親世代の忠臣がいたことも見落とすことはできない。  

Posted by okina-ogi at 17:23Comments(0)書評

2018年01月02日

アレキサンダー大王(塩野七生『ギリシア人の物語』より)

塩野七生は、『ローマ人の物語』を、長らくライフワークにして書いてきたが、ここ数年は、『ギリシア人の物語』を年に一度のペースで書いている。3年目である。どうも、あとがきらしいエッセイを読むと、歴史大作はこれで終了という感じである。『ローマ人の物語』からの読者からすると、最後は、物足りない感じがする。一人の若者の英雄伝になっている。33歳という年齢で、これだけの大征服を成し遂げたことは、世界史の軌跡に違いない。都市国家ギリシアが衰退した後に、同じギリシアであるが、マケドニアという小国、しかも王国から20歳のアレキサンダーは、東征を開始したのである。父親が基礎を築いたとはいえ、兵力も財力も十分であったわけではない。歴史のブラックホールという感じがする。
  

Posted by okina-ogi at 15:09Comments(0)書評