☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2020年04月12日

「漱石句集」より(暮れの秋)

               手向くべき線香もなくて暮れの秋

留学中、正岡子規が亡くなったことを手紙で知った。
子規の葬儀にはもちろん参列できない。
手向ける線香もない暮れの秋。


同じカテゴリー(書評)の記事画像
伊藤園に選ばれた俳句より(春の空)
伊藤園に選ばれた俳句より(つぼみ桜)
伊藤園に選ばれた俳句より(銀河)
自選句(岩鏡)
自選句(黄菊、白菊)
自選句(ミモザ)
同じカテゴリー(書評)の記事
 『歌よみに与ふる書』 正岡子規(橘曙覧の歌より) (2024-05-11 08:56)
 『歌よみに与ふる書』 正岡子規(橘曙覧の歌より) (2024-05-10 07:37)
 『歌よみに与ふる書』 正岡子規(橘曙覧の歌より) (2024-05-09 08:29)
 『歌よみに与ふる書』 正岡子規(橘曙覧の歌より) (2024-05-08 07:26)
 『歌よみに与ふる書』 正岡子規(橘曙覧の歌より) (2024-05-07 08:18)
 伊藤園に選ばれた俳句より(チュウリップ) (2024-04-11 08:51)

Posted by okina-ogi at 18:57│Comments(2)書評
この記事へのコメント
手向くべき線香もなくて暮れの秋
なぜ字余りの「て」があるのだろう?「暮れの秋」っていつだろう?
手向くべき線香もなく暮れる秋
これだとスッと入ってくる感じがするのだけれど、意が違うのかなあ?伝わらないのかなあ?
門外漢の私には??がいっぱいの句ですが、込めたい気持ちが伝わる一句でした。
Posted by えい at 2020年04月13日 09:26
コメントありがとうございます。私誤って「暮れの秋」としましたが「漱石句集」では「暮の秋」になっています。意味はおなじですね。深まり、冬に近づいた秋ということです。字余りは漱石先生に聞いてみないとわかりません。
普通、中八の字余りは良くないとされています。
Posted by okina-ogiokina-ogi at 2020年04月14日 12:38
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「漱石句集」より(暮れの秋)
    コメント(2)