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2022年01月11日
『蕪村俳句集』より(夏山)
夏山や通ひなれたる若狭人

京都と福井を結ぶ道があった。
いわゆる鯖の道である。
塩や海産物、特に鯖を運んだのでその名が残っている。
帰りは、京都の産物を持ち帰った。
鯖を酢でしめてこぶで巻いた押しずしをバッテラというが若狭人のおかげである。
通いなれたる山道で夏山を越えて運ぶ。

京都と福井を結ぶ道があった。
いわゆる鯖の道である。
塩や海産物、特に鯖を運んだのでその名が残っている。
帰りは、京都の産物を持ち帰った。
鯖を酢でしめてこぶで巻いた押しずしをバッテラというが若狭人のおかげである。
通いなれたる山道で夏山を越えて運ぶ。
2022年01月10日
2022年01月09日
『蕪村俳句集』より(鮒ずし)
鮒ずしや彦根が城に雲かかる

鮒ずしを食べる場所から彦根城が見える。
鮒ずしは、近江の名物である。
雲がかかっているが、城が見える程度の雲である。
現在、彦根城は国宝である。
創建当時の姿をとどめている。

鮒ずしを食べる場所から彦根城が見える。
鮒ずしは、近江の名物である。
雲がかかっているが、城が見える程度の雲である。
現在、彦根城は国宝である。
創建当時の姿をとどめている。
2022年01月08日
2022年01月07日
2022年01月06日
『蕪村俳句集』より(明けやすし)
明けやすき夜をかくしてや東山

春が深まるうちに夜明けが早くなった。
東山に夜を隠してほしいと思った。
鴨川の西岸にある旅亭で詠んだ句である。
蕪村は京都に長く住み、墓地は、左京区の一条寺の金福寺にある。

春が深まるうちに夜明けが早くなった。
東山に夜を隠してほしいと思った。
鴨川の西岸にある旅亭で詠んだ句である。
蕪村は京都に長く住み、墓地は、左京区の一条寺の金福寺にある。
2022年01月05日
2022年01月04日
2022年01月03日
2022年01月02日
『蕪村俳句集』より(蓼の雨)
しののめや雲見えなくに蓼の雨

東の空が夜明けとともに東雲に染まる。
その雲も蓼の雨によって見えなくなってしまった。
俳人、桂信子に
ふり止みて再びはげし蓼の雨
がある。
蓼の雨は夏の季語である。

東の空が夜明けとともに東雲に染まる。
その雲も蓼の雨によって見えなくなってしまった。
俳人、桂信子に
ふり止みて再びはげし蓼の雨
がある。
蓼の雨は夏の季語である。
2022年01月01日
『筆者句帳』より(元旦)
元旦や車窓に情と書いてみる

新年あけましておめでとうございます。
毎年、自作の俳句を賀状にしたためています。
自分の句ですから鑑賞文は書けません。
心の働きで情が大事だと思い新幹線の窓に手文字で書初めをしたのです。
もう十年前の事です。

新年あけましておめでとうございます。
毎年、自作の俳句を賀状にしたためています。
自分の句ですから鑑賞文は書けません。
心の働きで情が大事だと思い新幹線の窓に手文字で書初めをしたのです。
もう十年前の事です。