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2022年12月11日

『一茶句集』より(菫)

                  鼻紙を敷き居れば菫哉

春の野に鼻紙を敷いて座ると、そこに菫があった。
思わず見とれてしまう。
拙句に

ねころんで我によりそう花菫



  

Posted by okina-ogi at 09:16Comments(0)書評

2022年12月10日

『一茶句集』より(温石)

                  温石のさめぬうち也わかなつみ

温石は、湯たんぽのようにして使ったり、懐炉にして使う。
石を温めて布にくるむところからその名がある。
身に着けて暖を取るのは良い知恵である。
若菜を摘むのに十分温かさを保てる。

  

Posted by okina-ogi at 08:49Comments(0)書評

2022年12月09日

『一茶句集』より(雪)

                 どんど焼きどんどど雪の降りにけり


どんど焼きは、左義長ともいう。
一年の健康を祈願して、竹や杉で作った小屋を燃やす。
地方によっては、米粉の繭玉作って焼いて食べる一月の行事である。
  

Posted by okina-ogi at 12:47Comments(0)書評

2022年12月08日

『一茶句集』より(雪)

                  古郷はかすんで雪の降りにけり


故郷を後にし、振り返ると雪が降っている。
霞んでいてよく見えなくなった。
一茶の故郷は黒姫山に近く、豪雪地帯である。
  

Posted by okina-ogi at 18:43Comments(0)書評

2022年12月07日

『一茶句集』より(秋の暮)

                  追分の一里手前の秋の暮


中山道の追分宿まであと一里だ。
日の暮れてきた道を急ぐ。
何度も行き来した街道だが、秋の暮は寂しい。
  

Posted by okina-ogi at 19:02Comments(0)書評

2022年12月06日

『一茶句集』より(雲の峰)

                  大の字に寝て見たりけり雲の峰


寝そべったのは、確かではないが土手ではないか。
空を広くみられるからだ。
空を眺めると刻々と雲の峰は変化していく。
  

Posted by okina-ogi at 17:11Comments(0)書評