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2012年10月31日

『厚生労働白書』(24年版)を読む(9)―P・50とP458

公的年金制度は、賦課方式による世代間扶養の仕組みである
 現在、年金を受給している高齢者のお金は、現役世代の保険料が使われているという説明になっています。そして、少子化により保険料収入が少なくなり、年金の減額ということが、近い将来議論されるでしょう。20代でまだほとんど、年金を拠出していない人達の中には、自分たちが高齢者になった時は、年金が支給されないから、国民年金保険料などは払わないという人もいるでしょう。しかし、良く考えてみると少子化になっても、誰もが確実に保険料を収めていれば、この世代間扶養の賦課方式は、破綻しないはずです。年金積立金というのがあります。このお金を運用しているわけですが、経済状況が変化し、このところ苦戦しているようですが、統計によれば2012年で19.7兆円の累積収益額があります。ここ10年間の平均収益率は、1.57%となっています。税金も投入して財源措置もするはずです。高齢者になった時に、無年金者が増えることによって、生活保護費が増大するようになったら大変です。若者よ、年金制度を信頼しよう。


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Posted by okina-ogi at 07:56│Comments(0)書評
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『厚生労働白書』(24年版)を読む(9)―P・50とP458
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