☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2020年09月24日

『高浜虚子句集』より(無月)

             『高浜虚子句集』より(無月)
 欄干によりて無月の墨田川

せっかくの月が顔をを出さない。
隅田川を歩きながら月の出を待ったが出てこない。
欄干寄って隅田川を眺めるが月は出ない。
無月も良しとする。
私事ながら、月見の宴に誘われたことがある。
場所は、関門海峡を見下ろす神社である。

無月なれど満殊干殊の島の影
20年前の句であるが、無月でも薄明かりに島が見えた。


同じカテゴリー(書評)の記事画像
伊藤園に選ばれた俳句より(春の空)
伊藤園に選ばれた俳句より(つぼみ桜)
伊藤園に選ばれた俳句より(銀河)
自選句(岩鏡)
自選句(黄菊、白菊)
自選句(ミモザ)
同じカテゴリー(書評)の記事
 伊藤園に選ばれた俳句より(チュウリップ) (2024-04-11 08:51)
 伊藤園に選ばれた俳句より(春の空) (2024-04-09 09:47)
 伊藤園に選ばれた俳句より(つぼみ桜) (2024-04-08 16:04)
 伊藤園に選ばれた俳句より(銀河) (2024-04-07 08:39)
 伊藤園に選ばれた俳句より(セーター) (2024-04-06 09:44)
 伊藤園に選ばれた俳句より(百足) (2024-04-03 15:47)

Posted by okina-ogi at 09:12│Comments(0)書評
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
『高浜虚子句集』より(無月)
    コメント(0)