2023年11月02日
閑話休題⑧
銀行王 安田善次郎

戦前、財閥があり、三井、三菱、住友ともに日本の経済界に重きをなした。
しかも、その資産はトップであった。
富山の下級武士であった、安田善次郎が一代で築いた。
善次郎が生まれたのは1813年で、幕末には成人になっていた。
江戸に出て、事業を起こし、財産を増やしていったが、普通の商人と違い哲学があった。
渋沢栄一が論語を重んじたように、善次郎は「陰徳を積む」ことをモットーにした。
金持ちの態度は表に出さず、公共の事業にも資金を提供した。
長寿であったが、何の関係もない男に暗殺された。
その男には善次郎が守銭奴のような商人に見えたのだろう。
東京大学のキャンパスに安田講堂がある。
遺族が、寄付して建築された建物である。

戦前、財閥があり、三井、三菱、住友ともに日本の経済界に重きをなした。
しかも、その資産はトップであった。
富山の下級武士であった、安田善次郎が一代で築いた。
善次郎が生まれたのは1813年で、幕末には成人になっていた。
江戸に出て、事業を起こし、財産を増やしていったが、普通の商人と違い哲学があった。
渋沢栄一が論語を重んじたように、善次郎は「陰徳を積む」ことをモットーにした。
金持ちの態度は表に出さず、公共の事業にも資金を提供した。
長寿であったが、何の関係もない男に暗殺された。
その男には善次郎が守銭奴のような商人に見えたのだろう。
東京大学のキャンパスに安田講堂がある。
遺族が、寄付して建築された建物である。
Posted by okina-ogi at 09:09│Comments(0)
│書評