2013年05月06日
子供の日のNHK将棋」
「
5月5日(日)連休でテレビを見ていたら、小学生の将棋名人戦が放映されていた。準決勝戦と、決勝戦を2局見たのだが、手に汗握る戦いがくりひろげられている。そして、実に感覚が良い。鋭い。思いもつかない指し手が新鮮でもあった。この小学生と戦って勝てる自信はないが、勝負という究極の目標は、大人と同じであるが打算がないという感じなのである。だから、逆転すると思った。準決勝の1局は詰みがあった。解説者の森内名人の指摘に敗者の少年は嗚咽した。うっすら気づいていたのだろう。その対局に勝った少年は、決勝戦を有利に進め、大差で勝つと思ったが、最後に詰みを読み切れず、相手に手を渡し、詰まされてしまった。森内名人がその詰みを解説するとわかっていた。決断できなかったのである。しかし、彼は淡々としていた。はたしてこの二人将来どちらが大成するだろうか。能力はそれほど違っていない。性格、人格というものが将棋とどう関係があるのか、それは誰もわからない。良い番組を見させてもらった。
5月5日(日)連休でテレビを見ていたら、小学生の将棋名人戦が放映されていた。準決勝戦と、決勝戦を2局見たのだが、手に汗握る戦いがくりひろげられている。そして、実に感覚が良い。鋭い。思いもつかない指し手が新鮮でもあった。この小学生と戦って勝てる自信はないが、勝負という究極の目標は、大人と同じであるが打算がないという感じなのである。だから、逆転すると思った。準決勝の1局は詰みがあった。解説者の森内名人の指摘に敗者の少年は嗚咽した。うっすら気づいていたのだろう。その対局に勝った少年は、決勝戦を有利に進め、大差で勝つと思ったが、最後に詰みを読み切れず、相手に手を渡し、詰まされてしまった。森内名人がその詰みを解説するとわかっていた。決断できなかったのである。しかし、彼は淡々としていた。はたしてこの二人将来どちらが大成するだろうか。能力はそれほど違っていない。性格、人格というものが将棋とどう関係があるのか、それは誰もわからない。良い番組を見させてもらった。
Posted by okina-ogi at 22:06│Comments(0)
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