☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2019年06月25日

俳句自選(枇杷)

俳句自選(枇杷)

小学生低学年の時だったと思う。
家の裏側に枇杷の木があった。
子供の背より高くどうしても取れない。
子供の知恵では、ただ見上げるばかりである。
年上の近所の子供が来て、良い方法を教えてくれた。
竹竿の先を割って、そこに棒を挟み、枇杷の枝をひねると簡単に竹竿の先に挟まった。
なんとも言えない喜びと美味さに、新居の庭に枇杷を植えた。
毎年たくさん実をつけるが子どもたちはとって食べようとしない。
お金を出せば美味しい果物は食べられる。
でも、苦労して採った思い出と味はわからないだろう。
       枇杷の実や幼き頃の空の色


同じカテゴリー(日常・雑感)の記事画像
俳人村上鬼城
『高浜虚子句集』より(浮葉)
俳句自選(金木犀)
俳句自選(秋明菊)
「近代の秀句」水原秋櫻子より(鮠)
俳句自選(百日紅)
同じカテゴリー(日常・雑感)の記事
 閑話休題⑥ (2023-10-07 19:10)
 閑話休題⑤ (2023-10-06 10:22)
 閑話休題④ (2023-10-05 11:46)
 閑話休題③ (2023-10-04 11:38)
 閑話休題② (2023-10-03 18:25)
 閑話休題① (2023-10-02 16:35)

Posted by okina-ogi at 14:35│Comments(0)日常・雑感
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
俳句自選(枇杷)
    コメント(0)