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2013年01月09日

働くということ

働くということ

 前にも、「仕事ということ」という一文を書きました。芥川賞作家のお坊さんが好いことを言っていました。1月9日放映のBS日本テレビの「日本100巡礼」という番組でしたが、伊勢神宮についてです。外宮は、食べ物の神様。内宮は、太陽の神様。食物は、労働しなければ得られない。でもお日様がなければ育たない。そういうことなんですね。ギリシャなどでは、労働は苦難そのもののように言ってますね。シジフォスの話でしたか。岩を崩しては積み、それを未来永劫に渡り続ける。まさに徒労です。
 契約の関係で、働くことの秩序を作った西欧の皆様にも、お伊勢様の良さを想像していただきたいと思いました。労働は、内から湧き出でる喜び。それは、傍に神様がいらっしゃると実感できることだと思います。鳥瞰して上から見ている神様も素晴らしいのですが、砂漠のような国土にいて星の清澄な輝きに心癒される国と日本はどこか違う。今年は、式年遷宮の年に当たります。
 富は薄いが、農業に目を向けましょう。


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Posted by okina-ogi at 21:17│Comments(0)日常・雑感
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