2014年12月03日
「今朝の三枚おろし」
武田鉄矢のトーク番組。ラジオ番組は自ら聞くようなことはなかった。休日、雨降りで家で過ごしていたら、職場の友人から電話が入った。月~金曜日の朝、文化放送でこの番組をやっているので、是非聞いてほしいというのである。数学者、岡潔の『春宵十話』をもとに、トークをやっているという。彼は、私が岡潔に惹かれていることを覚えていてくれたのである。
「今朝の三枚おろし」というのは、どんな番組なのかと、インターネットで検索して見ると、以外にも長寿番組で、二十年近く放送されている。音声が収録されていて、たまたま『史記』を題材にしたものだった。「陳勝、呉広の乱」。司馬遼太郎の『項羽と劉邦』で読んだことがある。もちろん出典は、司馬遷の『史記』である。
切り口と語りが小気味よい。中国を統一した始皇帝は、国を法律で治めようとした。しかもあまりにも厳格にしたために、民衆には鬱屈した気分が蔓延していた。その気分を爆発させたのが「陳勝、呉広の乱」であった。期日までに目的地に着かないことは、リーダーである陳勝は、その罪により斬首されると決まっている。言い訳は、聞き入れられない。それならば、決起しようと考えた。呉広が呼応し、民衆も蜂起し、最初1000人も満たない反乱軍が10万人近くなった。小さなデモも政権を揺るがすことがある。一党独裁の今の中国にも同じ可能性があるという指摘である。
さて、岡潔の『春宵十話』は、どのような切り口で語られるのであろうか。火曜と水曜の朝聞いた。金八先生だから、子供の教育に関心が向く。「人づくり」などというのは傲慢である「人は大自然が作る」。正確には「造化が人を作る」。造化とは、大自然の善意のことである。木曜、金曜の放送が楽しみである。
「今朝の三枚おろし」というのは、どんな番組なのかと、インターネットで検索して見ると、以外にも長寿番組で、二十年近く放送されている。音声が収録されていて、たまたま『史記』を題材にしたものだった。「陳勝、呉広の乱」。司馬遼太郎の『項羽と劉邦』で読んだことがある。もちろん出典は、司馬遷の『史記』である。
切り口と語りが小気味よい。中国を統一した始皇帝は、国を法律で治めようとした。しかもあまりにも厳格にしたために、民衆には鬱屈した気分が蔓延していた。その気分を爆発させたのが「陳勝、呉広の乱」であった。期日までに目的地に着かないことは、リーダーである陳勝は、その罪により斬首されると決まっている。言い訳は、聞き入れられない。それならば、決起しようと考えた。呉広が呼応し、民衆も蜂起し、最初1000人も満たない反乱軍が10万人近くなった。小さなデモも政権を揺るがすことがある。一党独裁の今の中国にも同じ可能性があるという指摘である。
さて、岡潔の『春宵十話』は、どのような切り口で語られるのであろうか。火曜と水曜の朝聞いた。金八先生だから、子供の教育に関心が向く。「人づくり」などというのは傲慢である「人は大自然が作る」。正確には「造化が人を作る」。造化とは、大自然の善意のことである。木曜、金曜の放送が楽しみである。
Posted by okina-ogi at 12:51│Comments(0)
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