☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2023年06月29日

『松尾芭蕉俳句集』より(雉の聲)

                 ひばりなく中の拍子や雉の聲


ひばりが囀っている中に雉の鳴き声が聞こえる。
その透き通った雉の聲は、拍子木の出すような音の感じである。
さてや季語は?
  

Posted by okina-ogi at 07:10Comments(0)書評

2023年06月28日

『松尾芭蕉俳句集』より(初しぐれ)

                  初しぐれ猿も小蓑をほしげ也


猿も初しぐれの中にいる。
こちらは笠を被っているが、猿も雨よけの小蓑をほしがっているようだ。
句集『猿蓑』になった句である。
  

Posted by okina-ogi at 07:34Comments(0)書評

2023年06月27日

『松尾芭蕉俳句集』より(遷宮)

                 たふとさにみなおしあひぬ御遷宮


「内宮はことおさまりて下宮のせんぐうおがみ侍りて」との前書きがある。
内宮を参拝し、外宮を参拝した。

何事かおはすものかは知らねどもかたじけなさに涙こぼれる

という西行の歌は心の片隅にある。
外宮から内宮を参拝するのが順序だが、遷宮があり、外宮参拝を後にした。
それにしても大勢の人々である。
  

Posted by okina-ogi at 07:58Comments(0)書評

2023年06月26日

『松尾芭蕉俳句集』より(あきの寺)

                 うきわれをさびしがらせよ秋の寺


芭蕉という人は、さびしさに心が鍛えられている感じがする。
一人の庵に暮し、一人旅。
きわめて孤高な人という感じがする。
ところが友人も多く、弟子との旅もあって決して孤独ではない。
自分を戒めるためにさびしがらせよと言った。
  

Posted by okina-ogi at 08:59Comments(0)書評

2023年06月25日

『松尾芭蕉俳句集』より(行く秋)

                  蛤のふたみに別れ行く秋ぞ


『奥の細道』の最後の句である。
蛤が二つに分かれるように大垣の高弟である谷木因と別れた。
ふたみは二見が浦でもある。
深川を立ったのは春だった。
その時の句と対を成して、きわめて創作的な句である。
  

Posted by okina-ogi at 08:56Comments(0)書評

2023年06月24日

『松尾芭蕉俳句集』より(こもり居)

                 こもり居て木の実草のみ拾わばや


弟子の家に過ごした芭蕉は、旅の疲れもあり、ゆっくりと木の実や草のみを拾って過ごしたいと思った。
いごこちが良かったのであろう。
  

Posted by okina-ogi at 08:47Comments(0)書評

2023年06月23日

『松尾芭蕉俳句集』より(秋の風)

石山の石より白し秋の風


石川県の小松にある那谷寺を訪ねた時の句である。
石の多い寺として知られている。
秋風に色はないが、その色よりも白いというのである。
  

Posted by okina-ogi at 09:41Comments(0)書評

2023年06月22日

『松尾芭蕉俳句集』より(きりぎりす)

                 むざんやな甲の下のきりぎりす


きりぎりすはこおろぎのことである。
秋の季語になっている。
斎藤別当実盛の甲と言われている。
レプリカだったか、金沢に行った時に見たことがある。
多々神社に奉納されている。
  

Posted by okina-ogi at 08:35Comments(0)書評

2023年06月21日

『松尾芭蕉俳句集』より(秋の風)

                  塚も動け我が泣く聲は秋の風

金沢で詠んだ句である。
金沢には、有能な弟子がいたが、若くして亡くなった。
墓前でその悲しみを赤裸々に詠んだ。
秋風がその悲しみを高めている。
  

Posted by okina-ogi at 07:49Comments(0)書評

2023年06月20日

『松尾芭蕉俳句集』より(あきの風)

                  あかあかと日は難面(つれなく)もあきの風


あかあかという表現からは夏の暑さを想像させる。
残暑の日だったのであろう。
つれなくとは、ママにならないという意味である。
もう秋風が吹いている。
  

Posted by okina-ogi at 07:36Comments(0)書評

2023年06月19日

『松尾芭蕉俳句集』より(萩)

                  一家に遊女もねたり萩と月


『奥の細道』の宿の様子が描かれている。
最初の句は

一家に遊女も寝たり荻と月

だった。
荻原という名を持つ人間からしたら残念なことである。
季語は萩である。
  

Posted by okina-ogi at 09:47Comments(0)書評

2023年06月18日

『松尾芭蕉俳句集』より(天河)

                  荒海や佐渡によこたふ天河


この句も人口に膾炙されている句である。
スケールの大きな句である。
芭蕉の思い違いがあるとする人がいる。
日本本土から、見て佐渡の上に天の川が見えることはないという指摘である。
「海は荒海、向こうは佐渡よ」
という歌詞、後世作詞されている。
  

Posted by okina-ogi at 08:13Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:38Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:38Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:36Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:36Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:34Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:34Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:33Comments(0)書評

2023年06月17日

『松尾芭蕉俳句集』より(ねぶの花)

                  象潟や雨に西施がねぶの花


当時象潟は海の中に島になっていて松島と同じように景勝地になっていた。
今では隆起して、小高い丘になってなっていて田園になっている。
芭蕉が訪ねて行った時には、合歓の花が雨降る中に咲いていた。
その花の美しさは、中国の美人と言われた西施を思い浮かべさせた。


  

Posted by okina-ogi at 09:32Comments(0)書評