2021年11月26日
『蕪村俳句集』 岩波文庫 550円(税別)
与謝蕪村は、江戸中期(1716~1783)の俳人である。
書の解説に「自分の句集など出さなくてよい」というのが口癖だったが、自選句集を書き進めていた。
存命中には、出版されることはなかった。
蕪村は芭蕉を尊敬していて墓は芭蕉庵がある京都左京区の金福寺にある。
画家でもあり俗化した句を文学に戻そうとしたが、蕪村の名は存命中には広がらなかった。
世に出たのは、後世になってからである。
Posted by okina-ogi at 07:27│Comments(0)
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