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2020年05月03日

「漱石句集」より(月)

             柿の葉や一つ一つに月の影

漱石は繊細な感覚の持ち主でもあった。
柿の葉に月の光が当たっているとみるか、地に影を落としているかどちらをとるか。
いずれにしても柿の木ではない。
秋の夜のスケッチである。


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Posted by okina-ogi at 07:54│Comments(0)書評
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