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2013年02月27日

心に浮かぶ歌・句・そして詩93

 功山寺にほど近いところに乃木神社がある。日本では人を神にするが、近代になって乃木将軍ほど祀られる人を知らない。東京、京都桃山、四国松山、一時隠遁生活を送った栃木那須にもある。長府は生地である。生家を見たが小さな家であった。押入れに入れるはずの寝具が、天井に吊るされている。それほどに狭い。軍人としては無能であったと酷評する史家もいるが、忠君愛国はこの人のためにあるような言葉である。殉死は、江戸期より久しくなかったが、静子夫人とともに明治天皇の大葬の夜、自決したことは、明治の人には衝撃であった。夏目漱石に『こころ』を書かせている。

うつ志世を神さりましゝ大君の
みあと志たひて我はゆくなり
(希典)
 出てましてかへります日のなしときく 
けふの御幸に逢ふそかなしき
(静子)
乃木将軍六十四歳、静子夫人五十四歳であった。遺児はない。二人の男児があったが、ともに日露戦争で戦死した。乃木神社の近くに忌宮神社がある。神功皇后ゆかりの古い宮である。
 3月1日、下関にある赤間神宮で、岡潔先生の35年祭に参列する。先生が他界されてからこれほどの年月が経っている。前年の2月にお会いしたのが昨日のようである。直会では、長州の人と語ることになる。乃木将軍の話題も出るに違いない。


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