☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2013年05月06日

子供の日のNHK将棋」


 5月5日(日)連休でテレビを見ていたら、小学生の将棋名人戦が放映されていた。準決勝戦と、決勝戦を2局見たのだが、手に汗握る戦いがくりひろげられている。そして、実に感覚が良い。鋭い。思いもつかない指し手が新鮮でもあった。この小学生と戦って勝てる自信はないが、勝負という究極の目標は、大人と同じであるが打算がないという感じなのである。だから、逆転すると思った。準決勝の1局は詰みがあった。解説者の森内名人の指摘に敗者の少年は嗚咽した。うっすら気づいていたのだろう。その対局に勝った少年は、決勝戦を有利に進め、大差で勝つと思ったが、最後に詰みを読み切れず、相手に手を渡し、詰まされてしまった。森内名人がその詰みを解説するとわかっていた。決断できなかったのである。しかし、彼は淡々としていた。はたしてこの二人将来どちらが大成するだろうか。能力はそれほど違っていない。性格、人格というものが将棋とどう関係があるのか、それは誰もわからない。良い番組を見させてもらった。


同じカテゴリー(日常・雑感)の記事画像
俳人村上鬼城
『高浜虚子句集』より(浮葉)
俳句自選(金木犀)
俳句自選(秋明菊)
「近代の秀句」水原秋櫻子より(鮠)
俳句自選(百日紅)
同じカテゴリー(日常・雑感)の記事
 閑話休題⑥ (2023-10-07 19:10)
 閑話休題⑤ (2023-10-06 10:22)
 閑話休題④ (2023-10-05 11:46)
 閑話休題③ (2023-10-04 11:38)
 閑話休題② (2023-10-03 18:25)
 閑話休題① (2023-10-02 16:35)

Posted by okina-ogi at 22:06│Comments(0)日常・雑感
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
子供の日のNHK将棋」
    コメント(0)