2014年01月18日
小野田寛郎さんの死を悼む
1月17日に小野田寛郎さんが亡くなったという報道がなされた。死因は肺炎で、91歳であった。2009年の9月、水上温泉のホテルで講演を聞き、その後控室で直接お話しする機会があった。記念写真も残っている。奥様の町枝さんを同伴されていた。二人は、夫婦であり、戦友でもあるとおっしゃっていた。講演の内容は、拙ブログの2012年8月8日に掲載した。
小野田さんの経歴は、広く世に紹介されているが、講演の中で語られたのは、演題のとおり、「人は一人では生きられない」ということであって、30年の間ジャングルでどうして生きていたかということは、思い出したくもない辛い体験だったということである。平和の時代であっても、人を思いやる心の大切さを、小野田自然塾を主宰して子供達に伝えようとされたことは尊い。
小野田さんの陸軍中野学校の友人で、末次一郎さんという人がいたが、日本青年奉仕協会の会長時代、ボランティアの受け入れでお話しする機会があった。最後の国士と言われ、文芸春秋などに取り上げられた人物である。戦争体験が強烈であったからだろうが、平和の時代であっても命がけの人生を生きた印象で共通している。しかし、お会いした時の、穏やかな人柄と笑顔がまた共通している。ご冥福をお祈り申し上げます。
小野田さんの経歴は、広く世に紹介されているが、講演の中で語られたのは、演題のとおり、「人は一人では生きられない」ということであって、30年の間ジャングルでどうして生きていたかということは、思い出したくもない辛い体験だったということである。平和の時代であっても、人を思いやる心の大切さを、小野田自然塾を主宰して子供達に伝えようとされたことは尊い。
小野田さんの陸軍中野学校の友人で、末次一郎さんという人がいたが、日本青年奉仕協会の会長時代、ボランティアの受け入れでお話しする機会があった。最後の国士と言われ、文芸春秋などに取り上げられた人物である。戦争体験が強烈であったからだろうが、平和の時代であっても命がけの人生を生きた印象で共通している。しかし、お会いした時の、穏やかな人柄と笑顔がまた共通している。ご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by okina-ogi at 08:48│Comments(0)
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