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2014年05月16日

心に浮かぶ歌・句・そして詩155

五月雨

さみだれが
降りにふる
苗代がのびる
梅の実が大きくなる
地下水がまして
夏の炎天にも
すべての作物を育ててくれる
恵みの雨よ 降りに降れ
かたくなな土くれもくだきたい
ひでりに枯れぬ用意もしたい
恵みの雨よ 降りに降れ

後藤静香『権威』より

日本語は美しい。五月の雨を「さみだれ」と読ませている。「さ」は田植えの意味もある。田植え時季には、水がないと困る。「恵みの雨よ 降りに降れ」と繰り返しているが、植物にとっても人間にとっても恵みに違いないが、「梅雨」と言葉を変えるとうっとうしさもある。何日も何日もだらだらと雨が降る感じがあるからだ。「梅雨」の文字に梅を当てている。この時季梅の実が良く育つ。五月の末には、小梅が収穫できる。今年は、成長が早く中旬には出荷となる。実は熟してはおらず青梅である。


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