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2015年11月04日

心に浮かぶ歌・句・そして詩175

俳句鑑賞(11)
万緑の中や吾子の歯生えそむる
               中村草田男
草田男の句は難解という印象がある。青春時代、内面的に苦悶した時間が長かったことも無関係ではないだろう。この句によって、「万緑」は季語の資格を得たと言う。草田男の「降る雪や明治は遠くなりにけり」とともに代表的な句になっている。
自分の子供の句を残そうと思うのは親の常。草田男のこの句を意識して
犬ふぐり幼き吾子の手にかかる
また
啓蟄や居を歩行器に構えたり
娘には
恥じらいをカメラに向けて七五三


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